2008年1月19日土曜日

ラピッドオレンジ分析2 馬場適性

今度は、レースから分析してみましょう。まず、ダート適性と芝適性から
ダート着順は、①、③、①、③、④、⑦、①、④、⑤、①、⑩、①
7着は、オークスに出走するため無理したレースで、10着は、
1600万下に昇級初戦なので参考外。5勝全部がダートであるから、
ダート適性は十分あると見られる。
さて、上の7着、10着は共に東京競馬場であり、後で述べる芝でも
東京競馬場はいい成績を収めていない。これは後述することにして
芝適性を見る。まずレース結果から
2着  札幌1800m デビュー戦
4着  中山1800m 勝馬 サクラメガワンダー
3着  中山1600m アネモネステークス(OP)桜花賞トライアル
15着 東京1800m スイートピーステークス(OP)オークストライアル
2着  札幌1800m 1000万下
3着  札幌1800m 1000万下
13着 京都1600m 1000万下
7着  京都2400m 1000万下
9着  中山100万下 1000万下牝馬限定 休み明け
15着 東京1800m 1600万下
札幌は②、②、③着で相性がいい。東京、京都は、とんでもなく相性
が悪い。中山はオープンでも好走している。なぜ、札幌でいい成績
なのかということは、芝の違いがある。札幌は、洋芝中心で、さらに、
丈を長くしているため、じゅうたんを敷いたような感じだと思ってもら
えばいいでしょう。一方、京都、東京、中山はの野芝と洋芝混合で、
丈も短く、カーペットと思っていただければいい。そのため、札幌は、
芝とはいえ、踏み込んでも力が伝わりにくく、タイムが出にくく、力が
要る馬場である。京都、中山、東京は軽い馬場と呼ばれ、力より
スピードのある馬、特に、瞬発力のある馬向きと言える。ではなぜ、
中山で好走できるのかと言えば、京都は、道中に坂があるが、
直線は平坦、そのため、力を振り絞る直線で、どうしても瞬発力
勝負になりやすい。東京は、坂が直線にあるが、だらだら坂つまり、
斜度が小さいため、京都と同じことが言える。それと異なり、中山
は、直線に急坂があり、そこで、力の無い馬はスピードが落ちる。
レースのペースにより、いろいろな馬が活躍できる。阪神も同じ
で急坂が直線にある。つまり、東京、京都で、好走できず、札幌、
中山で活躍するのは、明らかに、瞬発力勝負の馬でなく、先行して、
逃げ切るタイプの馬で力のいる馬場が得意と言うことになる。
ダートが得意なのもそのためである。ダートは、。アメリカと違い、
日本は川砂を中心に作っている関係で、砂の上を走っていると思え
ばよい。つまり、力がないと走れないので、明らかに、ダートが得意
なのは力馬であることを証明している。多少瞬発力に欠けるという
ことか。
さて、左回りの東京では芝もダートも思わしくなく、左回りは不得意
と言われているゆえんである。右回り、左回りの得意不得意は、
馬の走り方に起因する。解説は次回にする。また、血統なども解説
していきたい。

とりあえず、この解説の時点では、力の要る馬場が得意で、先行型
で、ダート適性が十分あり、芝も、馬場によってこなせる、と言えるで
しょう。

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